【一人暮らしにおすすめ】貯金も投資もできる家計管理方法
こんにちは。手取り収入がマイナス6万円(!)という事件が起きてから、お金について真剣に考えるようになったらびです。
(※残業バリバリの営業職から残業ゼロのホワイト内勤職に異動になりました。本当に事件が起きたわけではありません(笑)。お給料は仕事のつらさに比例しているのだと入社2年目にして知った次第です。)
マイナス6万ですから、最初は金銭感覚を戻すのに相当苦労して毎月赤字…
しかも生活環境が変わったストレスか、はたまた時間ができたせいか、給料が下がってからの方が出費が増えていました。
これじゃいかん!と試行錯誤して、家計簿をつけてみたり、封筒で管理するやつをやってみたりしたのですが、すべて挫折。
しかし!最終的にキャッシュレス生活にたどり着いてから、自分には合っていたのか
・家計の管理
・貯金
・ついでに投資
が計画的にできるようになりました。しかもめんどくさい家計簿はつけていません。
そんならびの家計管理方法はこちら!
これだけで家計簿なしの家計管理が実現します。
一人暮らし向けの管理方法にはなってしまいますが、同じやり方で応用していただければ、二人暮らしやご家族がいらっしゃる方も管理が簡単になると思います。
では早速、順番にご紹介します。
- 1. まずは自分の家計を把握しよう
- 2. 使えるお金を把握しよう
- 3. 貯金額を決めよう
- 4. 生活費(変動費)を決めよう
- 5. クレジットカード(もしくは電子マネー)を〔日常生活用〕と〔娯楽・大型出費用〕の2つに決めよう
- 6. クレジットカード・電子マネー・現金で支払うものを決めよう
- 7. 生活費の範囲内で支払い方法ごとの予算を決めよう
- 8. まとめ
- 9. キャッシュレス生活最高!
1. まずは自分の家計を把握しよう
家計簿不要とはいえ、自分のお金の状況について知らないことには家計は管理できません。「よくわかんないけどお金たまらないな〜」とか、「よくわかんないけどお金ないな〜」という人はその「よくわかんないけど」の部分を「わかる」ようにしましょう。
具体的には、下に書いていることについて、内容と1ヶ月にかかる金額を整理します。
収入
固定費
生活費(変動費)
銀行口座
クレジットカード/電子マネー
特別費
貯金
整理するには書き出してみるのがおすすめ。
スマホのメモでもいいですが、紙に書いた方がわかりやすいです。
それぞれの費用を書き出すときにはぴったりの金額ではなくて、少し多めにした区切りの良い金額にしましょう。
↓書き出し方を考えてみました↓
右のはお恥ずかしながららびの現状です。笑
固定費とか変動費ってなんだ!?という人は↓にまとめたので参考にしてください。
<固定費>…どうあがいても金額が変わらないもの(例外あり)
家賃
光熱費
インターネット代
携帯代
習い事
保険
(車)
<変動費>…努力次第で変えられるもの
食費
日用品費
交際費
交通費
洋服代・化粧品代
娯楽費
※ここで注意なのですが、らびが一人暮らしのため、一人暮らしでかかるであろう費用をまとめています。ご家族がいらっしゃる方は固定費や変動費の項目が増えると思います。
固定費は項目・金額を正確に書き出しましょう。
生活費(変動費)は大体でOKです。理由はこの記事を最後まで読んでいただければわかります。
2. 使えるお金を把握しよう
「使えるお金」というのは、給料のうち、お買い物とか食事だとかの普段の生活に使えるお金のことです。固定費は何もしなくても勝手に消えていくお金なので、「使えないお金」になります。
人間、ただ生きているだけでお金がかかるんですね…。
使えるお金は次の計算で決まります。
給料 – 固定費 = 使えるお金
単純な計算です。「1.まずは自分の家計を把握しよう」で書き出したものを参考に計算しましょう。
らびの場合はこんなかんじです。
150,000(給料)−30,000(固定費)=120,000(使えるお金)
つまりらびの1ヶ月に使えるお金は12万円ということです。
(もっと増やしたい……。けど現状はきちんと受け止めています。)
みなさんの1ヶ月に使えるお金、計算できましたか?
「使えるお金」がわかったら、次のステップです。
3. 貯金額を決めよう
「使えるお金」のあとが「貯金額」???と思う方もいるかもしれませんが、そうです。先に貯金額を決めてしまいます。いわゆる“先取り貯金”です。
「余ったら貯金しよう〜」ではいつまでも余ることはないし貯金もできることはないのです(経験済み)。
貯金額の決め方ですが、最初は無理のない額から始めて徐々に増やしていくのがおすすめです。
なぜなら、最初から背伸びをした額を貯金に回していると、生活費が足りなくなったときに貯金に手を出してしまうから。これだと貯金を使う習慣がついてしまうので危険です。一度貯金したら手を出さないのが大切です。(使う目的があって貯めている場合は別。)
もう一度言いますが、貯金は無理のない額から始めましょうね!
貯金額が決まったら、その金額分のお金は給料をもらってすぐに使わないように貯金用口座などに移してしまいましょう。
ちなみに、らびは月に30,000円を貯金(と投資)に回しています。
※投資については別記事で書きます。また、ボーナスは特別費に使ったりするため別管理にしています。これもまた書きますね。
4. 生活費(変動費)を決めよう
生活費は「使えるお金」から貯金を除いた、食う・寝る・暮らす・遊ぶを実際にするお金です。
これは貯金額を決めたら勝手に決まります。計算は↓の通りです。
使えるお金 – 貯金額 = 生活費(変動費)
これであなたの生活費が決定しました!
この金額で食う・寝る・暮らす・遊ぶを網羅するのです。がんばりましょう。
この「生活費」は後ほど使うので、しっかり覚えておくか、メモをしておいてくださいね。
※「生活費」は本当は固定費・変動費を含めて「生活費」なのですが、純粋に生活していくときに自分が意識して使うお金、という意味でらびは変動費を「生活費」と呼んでいます。(固定費は「使えないお金」ですし、意識しなくても消えていく…。)
らびの場合はこうなります。
120,000(使えるお金)– 30,000(貯金額)= 90,000(生活費)
そうです。らびは月9万円で食う・寝る・暮らす・遊ぶを網羅しているのです。おそらく多くの新社会人、20代会社員に勇気と希望を与えているのではないか…。まあそこまでではなくても、だいたい世の20代の平均はこんな感じじゃないでしょうか。違ったらごめんなさい。
新社会人のみなさんが驚くだろうことは、自分の手取りの少なさでしょうね。おそらく。バイトしてたほうが稼げたよ、みたいなね(家賃が親持ちだった場合なおさら)。税金を払って自分で生活する大変さ…。
さて、ここからは一旦お金の計算を離れます。
先ほど計算した「生活費」、しっかり覚えておいてくださいね。
5. クレジットカード(もしくは電子マネー)を〔日常生活用〕と〔娯楽・大型出費用〕の2つに決めよう
「1.まずは自分の家計を把握しよう」で書き出した「クレジットカード/電子マネー」の項目から、自分が使いやすいカードもしくは電子マネーを2つだけ選びましょう。いいですか。2つです。それ以外は今後一切使うのを止めます。どうしても減らせなくても3つまでにしましょう。4つ以上は言語道断です。ここは真剣に選びましょう。
2つにする理由は単純で、管理を楽にするため。どのカードや電子マネーでいくら払ったのかを覚えていられて、その合計を瞬時に計算できる超人はいくつカードがあっても良いと思いますが、普通の人は難しいのではないでしょうか。
選び方ですが
①自分の生活スタイルに合っているか
②使用状況を確認しやすいか
③ポイント還元率
この3つの基準で選べば間違いないです。
(年会費はもちろん無料がいいですが、よく使うカードであればそんなに気にしなくていいのでは。とはいえ、らびは2つとも年会費無料のカードです。)
①〜③の順で重要です。ポイント還元率を一番下にしているのは、生活スタイルに合っていればポイントが貯まりやすいからです。
①自分の生活スタイルに合っているか というのは、定期券で使う電子マネーだとか、よく使うお店で考えましょう。Suicaが定期券の人はSuicaがいいだろうし、PASMOの人はPASMOがいいかと思います(PASMOはカード式のみで、アプリがないのが残念ですが…)。あとは楽天でよく買い物をするとか、ルミネでよく買い物をするとか、ですかね。
②使用状況を確認しやすいか というのはアプリなどで利用明細を見れて、自分がいくら使ったのかすぐに確認できるかということです。
③ポイント還元率 これは言うまでもないですが、高いほうがそりゃいいですよね。だいたい還元率が1%を超えていると高いほうなんじゃないかと思います。
この基準でカードを2つに絞れたら、他のカードは年会費のかかるものは解約、かからないものは見えない・使わない・使われない(防犯大事!)ところにしまう、もしくはすっきりさせたければ解約しましょう。
カード・電子マネーは2つに絞れましたか?
2つに絞れたら、その2つを
・〔日常生活用〕
・〔娯楽・大型出費用〕
のどちらかとして用途を決めてしまいます。決めたらそのカードは決めた用途にしか使いません。
らび的には
〔日常生活用〕・・・電子マネー(固定費の支払いはしない)
〔娯楽・大型出費用〕・・・クレジットカード(固定費の支払いもOK)
にするのがおすすめです。
固定費をクレジットカードで支払っている、という人は〔娯楽・大型出費用〕と一緒にしておくと管理が楽ですよ。※固定費については最後にちょこっと触れます。
ちなみにらびは↓この2つ↓で(ほぼ)全支払いを済ませています。参考まで。
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〔日常生活用〕
モバイルSuica:ビックカメラSuicaカード(ポイント還元率1.5%)
〔娯楽・大型出費用〕+固定費
楽天カード(ポイント還元率1%)
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です。
この2つだけにしてからめちゃめちゃ支払い&管理が楽になりました。
すでに持っている方はこの2つがおすすめです。
持っていない方は手持ちのカードから選べば良いと思いますが、気になるという方はこちらから申し込めるので見てみてください。
**こちら**
※さんざん「2つだけにしろ」と言いながら、らびは東海道新幹線を使う時だけエキスプレスカードを使っています。遠距離恋愛中なもので… 。
お二人暮らしやご家族がいらっしゃる方は、〔日常生活用〕のカードもしくは電子マネーを1人1つずつ持って、〔娯楽・大型出費用〕のカードもしくは電子マネーは共通で1つ持つのがいいと思います。
〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕として、クレジットカード・電子マネー2つが決まったらあとは予算を決めるだけ!
6. クレジットカード・電子マネー・現金で支払うものを決めよう
・〔日常生活用〕のカードor電子マネー
・〔娯楽・大型出費用〕のカードor電子マネー
2つの用途のカード・電子マネーを決めましたが、この2つ+現金での支払い用途をもう少し詳しく決めていきます。
ただ、日常生活用の費用と娯楽用の費用を自分の中ではっきりさせて支払いを分けよう、というだけなので、別にそんな考えなくてもわかるわ〜という人は 「7.生活費の範囲内でクレジットカード・電子マネー・現金ごとの予算を決めよう」まで読み飛ばして頂いてOKです。
これを分けるのは、「1.まずは自分の家計を把握しよう」で書き出したものを参考にしながらやるとわかりやすいでしょう。
生活費(変動費)の中に書いた項目を、2つに絞ったカードor電子マネーで払うものと、現金で払うものに振り分けていきます。
らびが実際にやっている分け方をご紹介します。
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◆〔日常生活用〕 モバイルSuica
用途:食費(スーパー)/日用品/雑貨/コンビニ/カフェ/交通費
目安として3,000円以内のものは大体こっちで払います。
◆〔娯楽・大型出費用〕楽天カード
用途:(固定費)/洋服/化粧品/美容院/交際費(旅行・プレゼント)etc.
3,000円を超えるもの・Suicaで払えないものは楽天カードです。
◆〔現金〕
用途:病院/飲み会の参加費etc.
基本キャッシュレスですが、Suicaや楽天カードで支払いができないお店や病院、飲み会の参加費などは現金で支払います。
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こんな感じです。
このように、自分が何かを買うときに、「買うもの」「用途」によって、使うカードもしくは電子マネーを分けます。
用途を分けた方が、自分が何にお金を多く使っているのかざっくりとわかるようになります(日常生活でお金を使っているのか、娯楽費用が高いのか)。
7. 生活費の範囲内で支払い方法ごとの予算を決めよう
やっと最後!これを書いているらび、ヘトヘトです実は。最後の一踏ん張り。
ここの項目、ちょっと計算が多めなのでややこしいかもです。できるだけわかりやすく書いていきます…。
さて、とりかかる前に、みなさん覚えていますか? 最初の方で自分の「生活費」を計算したことを。ここではその「生活費」を使うので、お手元に用意してくださいね!
最後の「7. 生活費の範囲内で支払い方法ごとの予算を決めよう」ですが、やりたいのは↓こういうことです。
生活費 >〔日常生活用〕の予算+〔娯楽・大型出費用〕の予算+〔現金〕予算
つまり、「4.生活費(変動費)を決めよう」で決めた「生活費」を超えてしまわないように日々使うお金の予算を組んでいきます。これをわかりやすいように、〔現金〕と〔クレジットカード・電子マネー〕で分けて見ていきましょう。
①1か月の〔現金〕予算を決める
まず予算を決めるのは現金からにしましょう。
基本、カードと電子マネーで支払いすることを前提としていますが、飲み会の参加費とか病院とか、現金でしか払えないこともあります。ある程度予定がわかっているもの、もしくは1か月に大体これくらいかかりそうだな〜という金額を考えましょう。飲み会が多めな人はここを多くとります。
らびはそんなに飲み会には行かない(お酒があまり飲めない)ので、月10,000円〜15,000円くらいです。
現金予算が決まったら次です。
②1か月に〔クレジットカード・電子マネー〕で使える上限金額を計算する。
クレジットカード・電子マネーで支払うのは〔日常生活用〕、〔娯楽・大型出費用〕です。この予算は現金予算を決めたら自然に決まります。
↓計算式はこちら。(「生活費」はここで登場します!)
生活費 – 現金予算 = クレジットカード・電子マネーに使える金額
=〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕に使えるお金
らびの場合は現金予算を15,000円だとして、
90,000(生活費)− 15,000円(現金予算)= 75,000円(クレジットカード・電子マネーに使える金額)
です。
つまりこの75,000円=〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕に使えるお金を、クレジットカードと電子マネーの合計支払い金額が超えなければOKです!←ここ大事!
③〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕ぞれぞれの予算を決める
②の計算で、1か月にクレジットカードや電子マネーの支払いに使える金額、つまり1か月の〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕に使える金額が分かったと思います(らびの場合は75,000円)。
その金額を超えないように〔日常生活用〕、〔娯楽・大型出費用〕それぞれの予算を考えます。
2つの予算の合計が②で計算した金額を超えていなければいいので、金額の割り振りは自分の生活スタイルに合わせて考えましょう。
考えるときには
〔日常生活用〕・・・1週間の予算×4(週)+@ で1か月の予算を決める
〔娯楽・大型出費用〕・・・〔日常生活用〕の金額を引いた残り
この方法がおすすめです。
理由は、〔日常生活用〕の費用は1週間ごとに管理すると区切りがいいから。
また、
〔日常生活用〕の費用は
・電子マネーの場合:週のはじめに決まった金額をチャージする。
・クレジットカードの場合:1週間の使用金額を予算内におさめる。
こうすることで、自分が使い過ぎていないかチェックできます。
週のはじめに一定の金額をチャージする方が使いやすいので、らびは電子マネーをおすすめしてます。
クレジットカードだと、使用履歴が反映されるのに若干タイムラグがあるので管理しにくいんですよね…。すぐ反映されるのもあるのかもですが…。知らないだけですかね。
らびの場合をご覧ください。
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◆〔日常生活用〕モバイルSuica
用途:食費(スーパー)/日用品/雑貨/コンビニ/カフェ/交通費
予算:25,000円/月(5,000円×4週 + 余裕を持って5,000円)
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前に書いた通り、「1週間の予算がいくら」という考え方がミソです。
毎週日曜日に5,000円をチャージして、それで1週間暮らしています。
食費が◯◯円以内で〜といちいち考えずに、日常生活全般の費用を1週間5,000円で過ごせたらOK!としているので細かいことは気にしません。
週末に余裕あるな〜と思ったらご褒美にお気に入りのカフェに行きます♡笑
次は、〔娯楽・大型出費用〕です。
〔娯楽・大型出費用〕は〔日常生活用〕の予算を決めたら自然に決まります。
〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕に使える金額 −〔日常生活用〕の予算=〔娯楽・大型出費用〕予算なので
らびの場合
75,000円(〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕に使える金額)– 25,000円(〔日常生活用〕の予算)=50,000円〔娯楽・大型出費用〕
つまりお洋服・化粧品・交際費などなど、5万円まで何に使ってもOK!ということです。 ↓整理するとこんなかんじです。
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◆〔娯楽・大型出費用〕楽天カード
用途:(固定費)/洋服/化粧品/美容院/交際費(旅行・プレゼント)etc.
予算:50,000円
※固定費は5万円には含まれていません。これについては最後に触れます。
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一週間5,000円で食費も含めてどうやって生きてるの!?という疑問があるかもですが、基本ご飯は自炊をしていてお弁当を作っているので週5,000円でいけます。料理の腕もあがるので一石二鳥です。
需要があればどんなものを作っているか公開するかもです。かも。です。
あとは飲み会代とかの外食費は現金予算から出ていたり、誰かにご飯をごちそうするときには楽天カードで支払ったりと柔軟にしています。カードで支払った場合はその月は他の娯楽を我慢です…。
〔現金〕〔娯楽・大型出費用〕〔日常生活用〕のバランスは自分の生活スタイルに合わせて決めましょう。
らびはお洋服とか化粧品にお金をかけたいので、食費は自炊でバランスを取っています。美味しいものが大好き!外食大好き!な人はそちらにお金をかけたり、趣味にお金を使いたい!という人は予算をそちらに割きましょう。
ーーー
さてさて、みなさん、支払い方法ごとの予算は決まりましたか??
1つのカードor電子マネーに1つの支払い用途を紐づけることで、支出がわかりやすくなりましたね。
お疲れ様でした!これで終わりです!!
…と言いたいところなのですが
最後の仕上げをしましょう。
④ 固定費の支払いを確認
途中でちょこちょこ出てきた、固定費の支払いについてです。
固定費もカードで支払っているもの、ありませんか?
カードごと、電子マネーごとに予算管理をするなら一番知っておきたいのは
「1ヶ月の請求金額が最終的にいくら以内ならOKなのか」ですよね。
固定費だけ別のクレジットカードでまとめて支払う、もしくは口座引き落としにしてしまうのもアリです。(むしろそのほうがわかりやすい!けどらびは同じクレカで払ってます…。)
もし2つに絞ったクレジットカードのどちらかで固定費も支払う場合には、固定費を合わせた金額を1か月のカードの使用上限額として把握しておきましょう。
らびのように〔娯楽・大型出費用〕をクレジットカードにしていて、そのカードで固定費も支払っている場合には、
1ヶ月のクレジットカードの上限金額=〔娯楽・大型出費用〕予算+カードで支払っている固定費
なので
70,000円(1ヶ月の上限金額)=50,000円(〔娯楽・大型出費用〕予算)+20,000円(電気、携帯代を払ってます)
になります。
8. まとめ
ここまでの話を完結にまとめます。
ーーーまとめーーー
・自分のお金の状況を書き出す。
・給料 – 固定費 = 使えるお金
・貯金額を決める
・使えるお金 – 貯金額 = 生活費(変動費)
・〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕それぞれのカードor電子マネーを決める
・生活費 >〔日常生活用〕の予算+〔娯楽・大型出費用〕の予算+〔現金〕予算になるように、自分の生活スタイルに合わせて〔現金〕〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕の予算を決める。
・固定費の支払いを〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕どちらかのカードでしている場合は、予算に固定費の支払い金額を足す。
・結果的に〔日常生活用〕〔娯楽・大型出費用〕〔現金〕それぞれの支払いに使うカード、電子マネー、現金の1か月に使える上限金額が決まる。
★1か月の上限金額が決まったら死守する。
ーーー
らびの場合はこんな感じになりました。
固定費 30,000円/月 ←1で把握
貯金 30,000円/月 ←3で決めた
日常生活用 (Suica) 25,000円/月 ←7で決めた
娯楽・大型出費用(楽天カード) 50,000円/月 ←7で決めた
現金 15,000円/月 ←7で決めた
---------------------
計 150,000円/月
です。
支払い方法ごとと、支出・貯金ごとに見ていくと
〔支出〕
Suica(日常生活用) 25,000円/月 ←上限
楽天カード(娯楽・大型出費+固定費) 70,000円/月 ←上限
現金(キャッシュレスできないもの) 15,000円/月 ←上限
口座引き落とし(固定費) 10,000円/月
---------------------
計 120,000円/月
〔貯金〕
貯金 20,000円/月
投資 10,000円/月
—————————————————
計 30,000円/月
となるので、毎月の生活では↑の「上限」が守れていればOK!ということになります。
これで本当におしまい!
この方法で管理することで、クレジットカードもしくは電子マネー2つの使用金額だけ気にしていれば良くなります。
ここまでたどり着いたみなさん、おめでとうございます。
そして読んでくださってありがとうございます。
自分の1か月に使える金額はわかりましたか?
把握できたらその金額だけはしっかり覚えて、決めた金額の範囲内で楽しく暮らしましょう!
9. キャッシュレス生活最高!
これでもう食費◯◯円、日用品◯◯円……といちいち把握する必要はありません。
一度家計をしっかり見直して、自分で決めたカード&電子マネー&現金の使用上限さえ守っていれば、何にいくら使っても大丈夫です。
らびはここにたどり着くまでが長かった…。
カードごと、電子マネーごとの支払い上限を肝に銘じて生活するだけで貯金も自然にできるので、ぜひみなさんも一度試してみてください。家計の見直しは忘れずに。
キャッシュレス生活快適ですよ!
以上、らびでした。
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